この世はふむふむでできている

いろんな世界をのぞいてみるブログ

うかうかしていたある日の午後の図書館で

うかうかと生きていた。本当にうかうかとしか言いようがない生き方をしてきた。もう今までの人生寝てたのかな?白昼夢? ってくらいぼんやりしてた。

お金のことである。

うかうか具合はお金のことだけにとどまらないが、それはおいおい書くとして、とにかく今はお金の話がしたい。

ことのはじまりは、図書館で「日経WOMAN」という雑誌を手に取ったことからはじまる。STOP!老後破産 お金が増える人生入門、という特集で、1000万円貯めている女性のお財布事情(貯蓄・投資額、月収、年収)が公開されていた。

1000万円。この1000万をもしわたしが持っていたら、と考える。

彼女たちがうらやましい、という話ではない。わたしはそのとき、今までの人生を走馬灯のように振り返っていた。お金のこと、ちゃんと考えたことがあったかなと。誰かとお金について、語り合ったことってあったかなと。 

日経WOMANに出てくる女性たちは、貯蓄や投資にきちんと「目的・目標」をもっていた。子どもの学費を惜しみたくない、家族で海外旅行に行きたい、結婚資金にあてたい。それぞれの目標に向かって、知恵と工夫をもって生活を送っていたのだ。超しっかりしてる。

一方、うかうか界を代表するわたしは、何のためにお金を貯めねばいけないのか。今一度よく考えてみたい。

……

……… うん。

……… 思い浮かばない。 

あら? お金を貯めてあれしたい、これしたいが見つからない。お金はあったらあったで嬉しいかもしれないが、わくわくするような目的がない。眼前に広がるのは、どこまでも続く荒野。目的地がないのに、この先歩き続けることなんてできるのだろうか。

一気に人生迷子モードに突入しそうだったので、手あたり次第マネー本をあさって出合ったのがこちらの本。

「誰も教えてくれないお金の話」

 

著者・うださんの実体験を通じて、等身大の“お金”について学んでいく本だ。結構分厚い本だが、コミックエッセイ風でさくさく読みやすい。

特に興味深く読んだのが“老後”の部分。「老後なんて真っ暗で…」「だから早いとこ、死なないとね…長生きなんてもってのほか…」うださんがつぶやく。しかし、取材を通じて“お金”を知り、“お金”にふりまわされない考え方・物の見方を学んでいく…。 

この本のいいところは、序盤のうださんのうかうか具合だ。同じくらいうかうかしている身としては、非常に共感できる。マンション購入や脱サラも経験されているので、反面教師的に参考になる。

180℃世界が変わるというわけではないが、枯草だらけの荒野で小さな花の種を見つけたような気持ちになれた本だ。『自分の中の大切なもの』を守れるよう、お金にふりまわされず運用していくことを意識しようっと。

今回は「日経WOMAN」にきっかけをもらい、「誰も教えてくれないお金の話」を読んでふむふむしたというおはなし。